あなたにとって楽しい子育てとはどういう子育てですか?子どもと楽しく暮らしたい。子どもと笑って過ごしたい。子どもと夢を語りたい。子どもに未来を託したい。子どもに見守られて安らかに過ごしたい。さまざまな考えの人がいると思いますが、誰しも一度は自分の子どもと出会い、自分の手で自分の子どもを育ててみたいと思うのではないでしょうか。では、どうすれば「子どもがいてよかったなあ」「子どもがいると楽しいなあ」と思えるような子育てができるのでしょう?それは、子どもをどう育てるかということではなく家族がどのように繋がっているかが問題なのだと思います。私は子どもを含めた家族一人一人が家族一人一人を尊重し大切に思う気持ちで強く繋がった時に楽しい子育てが生まれるのだと思います。愛という言葉がありますが、愛という言葉は、ただ好きになるだけでは愛とは言えません。好きになって好きになって命がけで大切にしたいと思う気持ちがあって初めて愛と呼べるのだと思います。互いを尊重し命がけで大切に思う愛のある家庭に楽しい子育てはあるのだと思います。
ヒトはその昔、群れを作って生活をしていました。自らの身を守るためにも、食を得るためにも集団で生活した方が都合が良かったのです。当然、子育ても集団の中で役割を分担しながら共同で行いました。ヒトはそういう生き物なのです。現代は家族の規模がどんどん小さくなり母子や父子あるいは子だけが孤立するケースが増えています。家族という単位だけではなく友人や隣人、行政機関の子育てに関わる担当者などを巻き込んだ子育てを支えるチーム作りが必要になっています。ちょっと、自分の周りを見渡してみてください。あなたの子育てに関わる人は何人いますか?少ないと感じた方は誰と繋がれば良いかを考えてみてください。その人は、あなたやあなたの子どもを尊重し大切にしてくれますか?あなたが周りにいる人を尊重し大切にしていくことを続けていけば、少しずつあなたを支える人が増えていきます。あなたの子育てにかかわる人を一人でも多く増やしていくことが楽しい子育てに繋がるもう一つのポイントです。