2023年4月30日 / 最終更新日時 : 2023年6月14日 田中 聡 existence 人の存在 人を育てることは脳を育てること その4 脳を育てる際の留意点 私が、教育相談センターに勤めていた時に、毎年精神科医による講座を学校の先生方を対象に行っていました。その講師のお医者さんは、仕事でも趣味でもいいので柱をたくさん持つことの大切さを毎年お話されていました。仕事だけの人や一つ […]
2023年2月25日 / 最終更新日時 : 2023年2月25日 田中 聡 existence 人の存在 人を育てることは脳を育てること その3 脳を育てる要素 この2枚の写真を見て皆さんはどのようなことを感じますか。 昭和あるいは大正、そして現代、でしょうか。 初めの写真は、建築素材、建具、照明に暖房、そして家具や食器に至るまで、純天然素材に人々が囲まれています。次の写真は […]
2022年12月30日 / 最終更新日時 : 2022年12月30日 田中 聡 existence 人の存在 人を育てることは脳を育てること その2 出生直後と思春期の脳の発達 脳はどのようにして認知・行動をつかさどる能力を育てるのでしょう。ヒトはオギャーと産声を上げたときには、その後の人生で必要となるおよそ1000億個の神経細胞(ニューロン)を持って生まれてきます。そして外界からの環境刺激を受 […]
2022年11月23日 / 最終更新日時 : 2022年11月23日 田中 聡 existence 人の存在 人を育てることは脳を育てること その1 脳の個人差 私はもともと中学校で理科を担当する教員でしたが、県立の教育相談センターで不登校やいじめの問題、子どもの発達に関する相談など、3才から18才までの子どもが抱える相談と支援を行う仕事についていた時期がありました。私は中学生の […]
2022年3月30日 / 最終更新日時 : 2022年3月30日 田中 聡 existence 人の存在 人の道 令和3年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」は、実業家渋沢栄一の生涯を描いたものでした。江戸時代の末期、渋沢栄一は埼玉県の大きな農家に生まれ安定した生活を送っていました。ところが、社会のあり様に憤りを感じた栄一は、家を捨て世 […]
2020年7月16日 / 最終更新日時 : 2020年7月16日 田中 聡 existence 人の存在 宇宙と私 子どもの頃、アポロ11号が月面に着陸し、人が月の上を歩く姿を目の当たりにした頃、宇宙の果てはどうなっているのだろうと、よく思いを巡らせたことを思い出します。 何年か前の8月のある夜、標高2、450m北アルプスの立山室堂か […]
2020年6月18日 / 最終更新日時 : 2020年6月18日 田中 聡 existence 人の存在 命の時間 人は、時の中を生きています。一日を生き、一月を生き、一年を生き、一生を生きていきます。 子どもたちは、そんなことはまったくお構いなしにその時その時を過ごしているのでしょうが、今ある自分を感じる瞬間に出会ったとき、その一時 […]
2020年5月20日 / 最終更新日時 : 2020年5月20日 田中 聡 existence 人の存在 人生はドラマ 私は、小学校五年生のある晩、ふとんの中で「自分はいつかは死ぬ」「自分はいつかはこの世からいなくなる」という思いが突然頭に浮かび、その恐ろしさに叩きのめされたことを鮮明に覚えています。以来、死を恐れる日々が続きましたが、い […]
2020年5月13日 / 最終更新日時 : 2020年5月13日 田中 聡 existence 人の存在 嫌なことは宝物の入り口 全盲のピアニストにSさんという方がいらっしゃいます。Sさんは、二歳のときに目の病気にかかり失明しました。お医者さんは「眼球を残しますか、それとも取り除きますか」とSさんのご両親にたずねたそうです。眼球を残せば今後医療が発 […]
2020年5月13日 / 最終更新日時 : 2020年5月13日 田中 聡 existence 人の存在 命 命 たなか さとし 曲線と直線の 美しさ 緑と茶の 調和 雄大さと可憐さの コントラスト 清水寺、東大寺、南禅寺 先人たちは 何を考え 何を思い これほどのものを つくりだして いったのだろう 京都や奈良の寺社仏閣を […]